CBDは多く摂取するほど効果がある?

水中毒というものをご存じでしょうか?

人間にとって水は必要不可欠な存在ですが、短期間で多量に摂取すると血中のナトリウム濃度が低下、意識障害や呼吸困難を引き起こし、重傷の場合は命の危険もあるようです。

少し極端な例ではありますが、身近な水でさえ量を間違えると毒にもなり得るということです。

では、CBDも大量に摂取することにより、中毒症状はあるのでしょうか?

いきなり多量に使用する事はおススメしない

文献によるとCBDを一日最大1,500mg摂取しても身体に害を及ぼさないことが報告されています。

勿論、CBDに中毒症状は確認されておらずWHOもその安全性を認めています。

CBD1,500mgというのは、ベーシックなCBDオイルである6.6%の場合、10mlのCBDオイルで計算すると2本分以上に相当します。

一日でこの量を使用することは現実では考えにくいため、過剰に心配する必要はないでしょう。

しかし、初心者の方はいきなり多量に使用することをおススメしません。

なぜなら、人により適切なCBDの量は差があり、初心者がいきなり多量に使用することで、思わぬ副作用を招く可能性があるためです。

CBDにも副作用がある

CBDにも軽微ながら下痢や口渇、強い眠気などの副作用があることはご存じでしょうか。

副作用の発現には個人差があり、使用者の体質に大きく左右されます。

例えば、CBDを摂取し、強い眠気がある状態で車を運転すると事故の危険性があり、

大事な仕事の前に下痢の症状がでれば、仕事に集中することが出来なくなるでしょう。

今のところ、CBDの摂取量に明確な基準はありません。

そのため、これらの副作用が少なく、CBDの効果を得ることが出来る『自身の適量』を徐々に探る必要があるのです。

多ければ多いほど体にいいわけではない

薬は多ければ多いほど効果がある!と勘違いしている方もいらっしゃるようですが、それは危険な考え方です。

量を守らず、身体に異常がでたのに『やはりCBDは危険だ』と捻じ曲がった情報が広まることは不本意です。悪い噂はいい噂の10倍速く広まると言います。

基本的なことですが、CBDはその摂取方法ごとに吸収効率に差があります。

例えば、疲労回復や抗炎症作用のあるCBDクリームは、皮膚に塗布することで、CBDが外皮より染み込み、細胞・組織や毛細血管に入り込んで、局所的に作用します。

しかし、皮下吸収であるため、吸収できるCBDの量には限界があるのです。

たくさん塗ったからといって全て吸収できるわけではなく、余分に塗ったものはムダとなります。

副作用だけではなく、経済的にも適量を使用することをおススメします。

初心者は少量から始める

CBDの効果には個人差があり、実際にCBD製品には一日の摂取量が明記されていないことが多いです。

そのため、『自身の適量』は実際に使用して見つけていくしかありません。

あくまで目安になりますが、CBDオイルであれば、濃度5%のものを、まずは数滴から摂取してみることが良いでしょう。

初めから多量に摂取しても前述した、副作用の懸念があります。

数滴からスタートして、いまいち効果が表れない場合に少しずつ量を増やしていくことをおススメします。

その方が、身体を慣らすことが出来て、経済的にもお得です。

VAPE等による気化吸入であれば、吸入すると、肺を通り心臓、脳、そこから体全体に等しく作用します。

吸入から効果が発現するまで数秒~数分と非常に短い為、ほぼタイムラグがなく効果を感じることができます。

異変を感じたらすぐに吸うことをやめれば良いのです。

このように自身の体調を見ながらCBDを始めてみてはいかがでしょうか。

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