人気が高まりつつあるCBDは多くの製品に使用されています。
グミやオイルなどCBDを添加した食品は有名ですが、CBD飲料はあまり目立っていません。
ということで、今回はCBDを添加した”CBD水”というものをご紹介します。
ぜひ最後までご覧下さい。
CBD水とは?
CBD水と通常の水の違いは、大麻植物に含まれる化合物であるカンナビジオール(CBD)を添加していることです。
ほとんどのCBD水は、体が化合物を吸収しやすい小さな粒子サイズのCBD分子で作られています(ナノ乳化CBD)。
まだCBDが注入された水の有効性について多くの研究が必要ですが、CBDは世界保健機関(WHO)によって安全であるとされています。
CBD水の欠点
CBDは非常に不安定な化合物であり、光や酸素にさらされると簡単に分解される可能性があります。
このため、多くのCBDオイルは光を通さないガラス瓶で販売されており、直射日光を避けて保管しなければなりません。
しかし、CBD水は透明なボトルで販売されることが多いので、飲むまでに内部のCBDはかなり分解されている可能性があります。
そのような問題を解決するために、CBDを販売する一部のブランドでは、分解の可能性を減らすためのCBDのナノ乳化など研究を重ねています。
ナノテクノロジーの使用はCBDに関してはまだ比較的新しい概念であり、このプロセスがCBDの生物学的利用能を本当に高めるのか、それとも光や酸素にさらされたときの分解を防ぐのかはまだ不明です。
効果はあるの?
CBD水に関する主な問題の1つは、CBDがほとんど含まれていないことです。
注入量は各ブランドによって変わりますが、ほとんどは約2〜5mgです。
推奨用量はさまざまですが、CBDの有益な効果が出ている研究では1日あたり少なくとも15 mgの用量が使用されています。
多くの企業は、ナノテクノロジーを使用して粒子サイズを小さくしたと主張し、製品のCBD含有量が低いことを正当化しています。
ナノ乳化CBDが体によりよく吸収されるという研究は実際にありますが、CBD水の中でナノ粒子を使用することが吸収に何らかの影響を与えるかどうかを判断するには、さらに研究が必要です。
まとめ
ほとんどの場合、CBDを注入した水には、高品質のCBDオイルが発揮できるほどの効果は無いと言えます。
痛みの軽減、睡眠の質改善などの効果をすぐに感じたい人には、 CBD水よりもCBDオイルを購入したほうがよいでしょう。
しかし、CBD水は水分補給のついでにCBDを摂取できるので、日常生活にも取り入れやすくお手軽にCBDを摂取するにはおすすめの商品です。
もし気になった方がいれば、試してみるのも良いかもしれません。