CBDはどうしてこんなに高いの??【理由は7つある】

CBDって高いですよね。

「量が少ないのに1万円近くする・・・」「CBDにそんな高額を費やす価値あるの?」と思われている方は多いのではないでしょうか?

しかし、実はCBDが高価なのには理由があり、今回の記事を呼んで頂ければ、CBDが高いということに納得していただけるはずです!

また、今後CBDの価格は下がっていくかについても考察しています。

今回はCBD先進国であるイギリスのCBD初心者向けサイトCBD4beginnersを参考にしました。

それでは、最後までお付き合いください。

CBDが高い理由7つ

それでは、ここからはCBDの価格が高い理由7つについて解説していきます。

輸入

まずCBDが高価な理由としては輸入コストが挙げられます。

特に日本は大麻草の栽培が合法ではない為、CBDを購入するためには輸入に頼らざるを得ません。

また、日本は世界各国と比較してみても大麻製品が最も高い国としてランクインしています。

引用元:The Price of Cannabis Around the World/Statista

こちらのグラフでは、CBD1gで3500円程度であると述べられています。実際にはもっと高い商品も多くあります。

輸入に頼らざるを得ない日本でのCBD購入価格は他の国よりも高いため、CBDが高いと思ってしまうのは当然だと言えます。

大麻草の育成

CBDが高価な理由の2つ目は、CBDが抽出される大麻草を育てるコストが高いということです。

大麻草を育てるためには国の規則に準じた許可証やライセンスが必要であり、それらを申請する費用はとても高価です。

したがってそのコストがCBDの最終製品の価格を上昇させています。

また、近年ではCBDに対する規制や法律が頻繁に変更されています。

したがってその都度、何度も許可証やライセンスを申請しなければいけないので、それもCBDの価格を高騰させている一つの要因となっています。

さらに、大麻法の基準を満たさなければいけないこともCBDの価格の上昇の一因です。

大麻を栽培、販売するためには、大麻法など独自の法律や規制も基準を満たさなければいけません。

その基準は他の作物に比べて厳しく設定されており、、基準を満たすために手間や人件費がかかるため、さらにコストがかかってきてしまうのです。

したがって、このような制限や法律をクリアするための費用がCBD製品のコストに上乗せされてしまっています。

供給量

3つめの理由は大麻草の供給量が需要に追いついていないという理由です。

CBDの消費は最近、多くの国で合法化されました。

CBD大国として知られる米国でさえ、CBDがすべての州で合法化されたのは2018年12月です。

近年急速に需要が高まってきたため需要に対して供給する体制が整っていないというのがCBD生産の現状です。

つまり、需要が供給を上回ってしまっているため、CBDのコストは高く設定されています。

この問題は供給ラインが改善されることによって解決していくことでしょう。

抽出方法

大麻草からCBDを抽出する方法もCBDが高価であることに関係しています。

抽出にはエタノールによるアルコール抽出と二酸化炭素を用いてCBDを抽出する超臨界CO2抽出という2つの方法があります。

アルコール抽出は比較的安価な抽出方法ですが、低品質のCBDを抽出すると言われています。

その一方で超臨界CO2抽出を行うのは費用がかかりますが、高品質なCBDを抽出することができます。

したがって高品質のCBDは、費用がかかる方法で抽出されているため、値段も高くなっているというわけです。

CBD成分分析

CBDを商品として売り出すためには、CBDの成分の分析は厳格でないといけません。

当然、成分を分析するテストや検査にも莫大な費用がかかってきます。

CBD内の成分を分析する検査では、大麻草から抽出されたCBDのカンナビノイドや、他の成分の割合などが調べられます。

また、最終製品になった段階では貴金属やバクテリア、農薬などの不純物を含んではいないかどうかを確認されます。

これは、麻は金属やバクテリアなどを土壌から吸収するという性質があるためです。

農薬を使わずに育てられたオーガニックな大麻草から抽出されたCBDは、不純物をほとんど含んでいないため、高品質であると言われています。

しかし、オーガニックな大麻草は値段が高いため、最終製品の価格も跳ね上がってしまいます。

THC含有率

THC含有率を確かめるためのテストも必要であり、それにも当然、追加でコストがかかってきます。

THCは精神活性作用を持ち、高揚感や幻覚作用などを引き起こします。

またTHCはマリファナの原料にもなっており、日本では禁止されています。

日本では、CBD製品のTHC含有率は0.3%でないといけません。

つまりTHC含有率が0.3%以下であると証明するための精密な検査が必要だということです。

特にTHCフリーと呼ばれるTHCが全く含まれていないCBDはより手間とコストがかかる、検査が必要です。

これは、THCが全く含まれていないと証明するために複雑で精密な検査が必要なためです。

多くのCBD製品には分析証明証が付いていますが、それらは成分の証明であるとともに、手間とコストがかかる検査を受けたという証明でもあるのです。

CBDへの規制

上記の製造コストとは別に、CBD生産者は他の費用にも気を配らなければいけません。

例えば弁護士への依頼料。

CBD製作のプロセスや販売方法など政府が定めた規則や法律を遵守する必要があります。そこで、法律に準拠しているかを確かめるために、専属の弁護士を雇うことがあります。

また、CBD生産メーカーに対して、銀行や保険会社は高い金利でお金を貸すという傾向があります。

これは、CBDビジネスは未だに不明瞭な点が多くリスクの高いビジネスだと世間一般には考えられているためです。

これらの弁護士への依頼料、銀行からの利子なども最終価格を上昇させる一因となっています

今後CBDの価格は下がるのだろうか?

結論から言うと、今後CBDの価格は下がっていくことが予想されます。

CBD生産メーカーの数は増えており、近い将来、供給が需要に追いつくと言われているからです。

供給が需要に追いつくことで、コストはカットされるでしょう。

また、CBDの効果や安全性が証明されれば、コストは大幅にカットされることが予想されます。

政府がCBDの安全性を認め、規則や法律の規制が緩和されれば、より多くの企業が参入し、CBDの生産が促進されることが予想されます。

そうすることで、価格競争が行われ、価格は抑えられていくでしょう。

また、CBDの安全性が証明されるということは、CBDビジネスはリスクが高いビジネスでないという証明にもなえいます。

したがってCBD生産者への銀行からの利子も低くなると考えられます。

CBDの成分を分析するテストは厳格でないといけませんし、CBDを抽出する方法や機械は高価であるので、それらのコストはあまり変化がないかもしれません。

しかし、供給量の上昇や、政府のCBDへの規制の緩和などは大いに予想できるため、今後CBDの価格は下がっていくと考えられるでしょう。

まとめ

CBDは高いと言われていますが、今回ご紹介した理由から少し納得していただけたのではないでしょうか?

まとめると、高価なCBDは抽出や検査などに手間暇がかかっており、より高品質で安全なCBDであるということが言えます。

したがって高品質のCBDの購入の為に高いお金を払う価値は十分にあります。

また、今後、CBDビジネスが拡大していけば、価格が下がる可能性も大いにあるでしょう。

手軽で安価にCBDが手に入る日を期待しましょうね!

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