ストレス軽減や不眠解消などに効果があるとされているCBD。
様々な研究結果からもその効果は認められており、今大注目され、日本でも流行に敏感な著名人などを中心に広がりつつあります。
しかし、摂取するとなれば、個人差によって摂取量も変えるべきなのかは気になるところ。
そこで今回は、イギリスのCBDに関するサイト「CBD4Beggners」を参考に、体重や性別、年齢などがCBDの効果にどのような影響を与えるのかを解説していきます。
How Long Does Cannabidiol Stay In Your System?【CBD4 beginners】
今回ご紹介する内容を参考にして、あなたのベストなCBDの服用量を見つけてください!
CBDの半減期と体内滞在時間
CBDの半減期(服用量が体内で半分になるまでの時間)は18時間~32時間と言われています。
例えば、40mgのCBDを服用したとすれば、18~32時間後には、半分の20mgは汗や尿などで体外に排出されるということです。
この規則に乗っ取れば、CBDが全て体内から無くなるのにかかる時間は36~64時間ほどと言えます。
しかし実際には、CBDの使用頻度や使用期間、体重、または年齢など、使用する人の条件が変わることでCBDが体内に残る時間が変わり、CBDの効果・効用にも影響を与えます。
それでは、様々な条件の元で、CBDの効果・効用にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。
使用頻度・使用期間
使用頻度が多ければ多いほど、そして使用期間が長ければ長いほど、体内にCBDは長く残り続け、効果も持続するようになります。
高頻度での使用、また長期間の使用は血液中のCBDの濃度が高まるため、以前投与したCBDが無くなる前に、新しく投与したCBDが蓄積されていきます。
したがって、日常的にCBDを使用していれば、急に服用を止めたとしても体に残り続け、効果も持続します。
服用量
少量のCBDを服用した場合は腸や肝臓をすばやく通過し、ほとんど体内で吸収されることなく、尿や便に変えられ体外へ排出されます。
一方で多量の服用を試みた場合は、肝臓で代謝されるまでに時間がかかります。
しかし、処理できなかった分は、少量服用の時と同じように、腸や肝臓を素早く通り抜け、体がCBDを吸収しないまま、尿や便にて体外に排出されます。
したがって、効果を長続きさせるためには、多過ぎず、少な過ぎずと適切な使用量を服用することが最善であるようです。
新陳代謝
CBDは脂溶性です。空腹時、体内では、脂肪分を吸収しようという働きが起きる為、CBDは素早く体内で吸収され、体外に排出されます。
一方で、満腹時の場合は、すでに体内では十分な脂肪分を吸収することができているため、CBDは 代謝されず、体内でしばらく留まります。
したがって、空腹時の方が代謝がよくなり、CBDを素早く吸収するので、効果は早く現れます。
しかし同時に、体外へ排出されるスピードも早いため、効果も一時的になるということが言えます。
年齢
年配の方は若い人より代謝が遅い傾向にあります。
したがって、年配の方がCBDを使った場合の方が、若い方がCBDを使用した場合よりもCBDが体に長く留まり、効果も持続するという傾向があるようです。
運動
運動は代謝と密接に関連しています。
運動をすると、私たちの体は脂肪を燃やし、新陳代謝を促進します。したがって 日ごろから運動する人は、運動しない人よりも早くCBDを代謝し、体外に排出する傾向があると言えます。
運動する人の方が、新陳代謝が良く、CBDの吸収が早いため、効果は早く現れますが、持続性は低いということが言えます。
体重
CBDは脂肪細胞に蓄積される性質を持つので、体脂肪率が高いほど体内蓄積時間が長くなります。
すなわち、体重が重く体脂肪が多い人の体は脂肪細胞が多いためCBDはより長く体内に蓄積されます。
その一方で、痩せている人は脂肪細胞が少ないので、CBDは素早く体内で処理され体外へ排出されやすい傾向があります。
性別や遺伝子
現在までの研究結果では、CBDの使用に関する男女差は報告されていません。
しかし、遺伝子は”代謝レベル”を遺伝するため、影響があり得ます。
例えば親が代謝が良い場合、その「代謝の良さ」が子供にも遺伝されれば、代謝の良い子供が生まれることになります。これは、CBDの効果に影響を与えます。
まとめ
上記の結果から、体重や年齢、使用頻度や使用期間など、CBDを摂取する上でベストな服用量には個人差があるようです。
研究が進められているCBDですが、まだまだ解明されていないことも多々あります。
今後も適切で役立つ情報をより早くお届けするために、日本より研究が進んでいる海外の英語サイトを参考にして、情報をお届けさせていただこうと思います。