多方面から注目されているCBDですがさまざまな摂取方法があります。
そんな中、情報が溢れる現代では、本当に効果があるのか分からない都市伝説的な摂取方法も多く存在します。
今回は、その中の1つである”ペチョティメソッド”について紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ペチョティメソッド(Pechoti Method)とは
ペチョティメソッドとは、CBDオイルなどをへそから摂取する方法で、へその後ろにあるとされるペチョティ腺にちなんで名付けられました。
へそは皮膚が薄く毛細血管が集中している箇所である為CBDの成分が全身に行き渡りやすくなり、高い効果が期待できるとされていました。
効果はあるの?
結論ですが、これは間違いなく都市伝説であり、信頼性がないことをお知らせします。
都市伝説であることを理解した上で、以下から仮説を説明します。
へその後ろには、静脈の大きな接合部(ペチョティ腺)があります。
その接合部から7000万を超える神経が全身に張り巡らされています。
この腺は妊娠中に臍帯に接続されていると考えられており、栄養素は臍帯を通過してこの腺を介して分配されます。
出生後に臍帯が切断された場合、ペチョティ腺は無傷のままですが、その摂取特性は使用されません。
この仮説は、この腺が妊娠中に臍帯につながっていたことを示唆しています。
この信念は、子宮内にいるときにへそ組織と臍帯から栄養素を吸収したという事実に基づいています。
したがって、CBDもへそ組織から摂取できると考えています。
しかし、その信念は、あなたが生まれて臍帯が切断された後に実際に起こることと矛盾します。
子宮を離れると、へそ組織を通る血液と体液の流れが徐々に止まります。
次に、医師は臍帯を切断します。
出生後にへそに残るのは、皮膚組織と硬くて固い靭帯だけで、最終的には脱落したり密閉されます。
つまり、ここには何も吸収できる腺が残っていません。
そもそも、ペチョティ腺や、へそからCBDを吸収できる解剖学的構造の他の部分の存在を裏付ける臨床的証拠もありません。
まとめ
結局、効果は期待できない摂取方法でしたが、へそに塗ったCBDオイルの香りや直接皮膚に塗ることでリラックス効果は感じることが出来るかもしれません。
研究によると、CBDオイルなどは、肌に塗ると痛みを和らげ、落ち着かせる効果があります。
この効果は、あくまでへそからの吸収ではない為、勘違いは厳禁です。
仮にへそから摂取できたとしても、経口摂取などに比べ吸収率が低そうなので普通に摂取することをおすすめします。