マイクロドージングってなに?CBDと関係あるの?

マイクロドージングという言葉を知っていますか?

CBDの摂取方法を調べていたら、たまにこのワードが出現します。

日常生活にはあまり馴染みがないため詳しく知らないという方も多いことでしょう。実はマイクロドージングとCBDは非常に密接に関わっているのです。

マイクロドージングとは?

マイクロドージングとは、治療効果のある成分を超微量(マイクロドーズ)で摂取し続けることです。

即効性や強い効果のある薬を摂取するのではなく、サプリメントのような形で毎日継続して使用することで病気の予防や健康的な生活を送ることを後押しすることが目的となります。

 

この方法にはとても多くの利点があるのです。

薬には、低用量で摂取した場合と、高容量で摂取した場合で反対の効果がある二相性を持つ物質が存在します。

例えば、大麻成分に含まれるTHCは高容量を摂取すると幻覚症状や運動機能障害を引き起こしますが、低用量の場合、鎮痛や不安の解消等の効果があります。

勿論微量のTHCにも依存性があり、使い方を間違えると非常に危険な物質です。

日本では、医療用大麻は認められていませんが、海外ではTHCを含む合成カンナビノイドでの治療が広く普及しているため、マイクロドージングという治療法も認知度が高いのです。

それでCBDとどう関係があるの?

ここからが本題です。

CBDを始めとするカンナビノイドは、微量でも人間の体内恒常性を保つECS(エンドカンナビノイドシステム)に作用し、内因性カンナビノイドの活動を活性化させることがわかっています。

これにより、うつや不安、パニック障害等の精神疾患を和らげてくれるのです。

しかし、体内カンナビノイド量が不足すると、カンナビノイド欠乏症となり心身のバランスを崩す原因となります。

カンナビノイドを外部から摂取することでECSを常に働かせることが可能となり、免疫機能等が向上、病気の予防に役立ちます。

つまり。ECSが活動するスイートスポット(最低限の量)を摂取すれば良いのです。

必要以上に多量に摂取する必要はありません。

むしろ、多量に摂取することは下痢や嘔吐などの副作用を引き起こす原因となり、得策ではありません。微量でも継続することに意味があります。

カンナビノイドを微量でも摂取し続けることでECSが働き病気の予防になる。

精神活性作用のないCBDは、まさに最適なものとして今注目されています。

どのくらいの量を摂取するの?

マイクロドージングの量に明確な規定はありません。

参考までに数値化すれば2~6mgの超微量といったところでしょうか。

CBDをこれから始めるという方は、CBDオイルでまずは1滴から始めてみることをおススメします。

前述したとおり微量でもカンナビノイドを体に補充できますので、メンタルケアとしての一助になります。

まとめ

以上が、マイクロドーズとCBDの関係です。まとめると以下になります。

  • マイクロドージングは治療効果のある成分を超微量で摂取し続けること
  • CBDは副作用も少なく、マイクロドージングとしての効果が期待されている
  • マイクロドージングの量に明確な規定はないが、超微量から始めることが良い

マイクロドーズの臨床試験は今も行われており、新たな研究結果も報告されてきています。

コロナ禍、アフターコロナの世の中で、より一層メンタルケアが重要となるため、CBDの可能性に今後も期待します。

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