結局、CBDって何に効果があるの?実際に得られる9種類の効果

近年使用者が増えているCBDをご存知でしょうか?

CBDは大麻から抽出される成分の1種で、その多種多様な効能から大きな注目を集めています。

大麻から抽出されると書きましたが、違法な成分ではないので安心してください。日本国内でも、使用は合法です。

CBDの実験は世界中で行われており、様々な効果が得られると報告されています。

今回は、具体的にどんな効果が得られるのかを詳しく紹介しましょう。

ストレスや不安を緩和する

家庭環境や職場などいろいろな原因で、ストレスや不安を感じている人は多いでしょう。ストレスを感じ続けていると、うつ病や不安障害などの精神疾患を引き起す場合があるので良くありません。

ストレスや不安を感じている人は、精神疾患に効果があるCBDを使用している人が多いです。なぜなら、CBDはやる気を出させるドーパミンや幸せを感じさせるセロトニンなどの神経伝達物質に作用するからです。

これは、動物実験で証明されています。CBDは、セロトニンの働きを活発にすることができるため、うつ病や不安障害の人にも効果があります。

痛みや炎症を緩和する

CBDの実験では、多発性硬化症やがんなどの痛みを緩和したという報告があります。ですから、CBDを使用して痛みを和らげている人は多いです。

CBDだけではなくTHCを併用して多発性硬化症の治療に使用している国もあります。

痛みだけではなく、CBDは炎症を和らげる効果もあります。長い間関節を使い続けていると関節炎が起こりますが、その治療にもCBDは効果的です。そのため、CBDを使用しているスポーツ選手はたくさんいます。

実験でも、CBDのクリームを関節炎に塗ると炎症が緩和したという報告があります。

不眠症を緩和する

不眠症で悩んでいる人にもCBDは効果的です。不眠症を改善するために、睡眠薬を使用しているは多いでしょう。ですが、睡眠薬は人によって体に合わない場合がありますし、服用を続けていると効果が薄くなる場合もあります。

そこで、役立つのがCBDです。CBDを使用した人は、気分が落ちついて睡眠時間が長くなっています。特に、寝る前に使用すると効果的で、朝の目覚めが良くなったという意見が多いです。

CBDが不安を緩和する効果があることは、実験でも報告されています。体の身体調節機能のエンド・カンナビノイド・システムは、ストレスの影響を受けやすいため、内因性カンナビノイド欠乏症になることがあります。これが原因で、不眠症で悩んでいる人は多いです。不眠症を改善するためには、CBDを使用するのが最適です。

依存症や中毒性を緩和する

CBDはマリファナと違う成分のため、精神に異常をきたしたり依存したりすることはありません。ですが、その他の原因によって起こる依存症や中毒性などの症状に効果があります。

例えば、世界中で問題になっているタバコです。CBDを使用すれば、ニコチン依存症やそれによる健康被害を抑えることができるのです。

タバコと同じように、アルコールにも効果があります。CBDを使用したことによって、タバコやアルコールの摂取を減少させたり依存症を予防したりする効果があることは実験で証明されています。

この他にもマリファナやコカインなどの薬物依存症や中毒性にも効果があるので、使用している人はたくさんいます。

てんかんなどの発作を抑える

てんかんの症状は人それぞれ違うため、その人に合わせた治療が必要です。治療では抗てんかん薬が使用されますが、場合によっては数種類の医薬品を使用することもあります。

医薬品だけの治療ではなく、食事療法や切除手術などを行うこともあります。さらに、睡眠不足やストレスを避けることも大切です。

脳神経に作用するCBDを使用すれば、てんかんの発作によって起こるけいれんを抑える効果が期待できます。

過去には、200人以上のてんかん患者にCBDを経口投与したという実験が行われています。その結果、てんかんの発作の頻度が低下しましたが、副作用も報告されているので注意が必要です。主な副作用は、食欲低下や下痢、疲労などです。

ですから、てんかん患者がCBDを使用する場合は、事前に医師や薬剤師に相談してください。用量用法を守ることが大切です。

神経変性疾患などの病気に効果がある

アルツハイマー病やパーキンソン病、多発性硬化症などの神経変性疾患は、時間の経過による脳の神経細胞の減少が原因で起こります。

CBDは神経変性疾患の治療に効果が期待できます。多発性硬化症患者の実験では、200人以上にCBDを投与したところ、けいれんの症状が軽減した人が70%以上もいたと報告されています。

それだけではなく、パーキンソン病の治療でCBDを使用したところ、患者の生活の質や満足感が向上したのです。

さらに、CBDには神経を守る役割があり、認知機能が衰えるのを予防する効果があります。そのため、アルツハイマー病の治療にも使用されています。

動脈硬化の治療に効果がある

命にかかわる危険な病気として、心臓病や脳卒中などの名前を聞いたことがあると思いまが、これらの病気は、高血圧や動脈硬化などが原因で起こります。

動脈の壁は伸びたり縮んだりしますが、この動脈が一番縮んだ時が最高血圧になり、逆に一番伸びた時が最低血圧になります。この動脈の壁が何らかの原因で伸びづらくなると高血圧症になるのです。

高血圧は一時的なら問題ありませんが、慢性的になると動脈の壁が徐々に伸縮しなくなり動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化になると血流が悪くなっていき血管が詰まることがあります。これは命に関わる危険な状態ですから、早めに治療をしないといけません。

CBDはこれらの症状に効果があります。なぜなら、過去に行われた動物実験で、ストレスを抱えている動物にCBDを投与したところ、血圧や脈拍が低下したからです。そのため、心臓病や脳卒中などの予防に使用されています。

がん治療にも効果が期待できる

ある実験では、CBDでがんによる痛みが軽減したと報告されています。

抗がん剤などの化学療法を受けているがん患者の中には、吐き気や嘔吐に悩んでいる人は多いです。CBDを使用すれば吐き気や嘔吐などを軽減できます。

CBDはがん細胞を破壊する効果があるため、数種類のがん細胞を抑えられます。動物実験では、がん細胞が転移するのを防いだという報告もあり、CBDはがん治療に効果的です。

それだけではなく、がん患者にCBDを投与したところ、リラックス効果が現れて前向きに治療を行えたという報告もあります。

ニキビなどの皮膚トラブルにも効果がある

皮脂が過剰分泌されることによって、毛穴が詰まりニキビができます。さらに、それを潰すと肌に後が残ってしまうため、ニキビで悩んでいる人は多いです。

CBDは炎症を緩和する効果があるため、ニキビの予防や治療でも役立っています。

ですから、CBDオイルをニキビに塗ると皮脂の過剰分泌を抑えられるので炎症を防げます。さらに、口や舌の下側にも摂取するとより良い効果が期待できるでしょう。そのため、CBDはニキビ跡の治療にも効果的です。

それだけではなく、湿疹や乾癬、シミなどの皮膚トラブルにも効果があります。CBDを使用すれば、これらの肌トラブルを手軽に改善できるため、美容目的で使用している女性が多いです。

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